久しぶりに夏フェス行ったら楽しかった話

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夏だ、夏フェスだ、サマーソニックだ。夏フェス久しぶり、2年ぶり?とはいえ夏は1年に1回しか回ってこないからそんなに久しぶりというわけでもないけれど。夜中から明け方にやるソニックマニアには何度か行ったことはあるのだけど、昼のサマソニは初めてだったよ。行ったのは3日目、もちろんPerfumeが目当てなんだけど、EDM多めのラインナップ。

灼熱だった。露出の高いウサギの格好をしたお姉さんが放水していて、死後の世界かと錯覚したよ。サマソニは屋外のマリンエリアと、屋内のメッセエリアに分かれてるけど、結局ほとんどメインのマリンステージで過ごしてしまった。移動が面倒くさい。

大人になったので、無理をしないで節度を持って楽しめるようになったし、何よりも元気な状態で帰るのが大切、年の功。以下、見たやつ。

Cash Cash

Amazonのアレクサがオススメしてくれた思い出のアーティスト(?)なので見に行った。 I say Cash you say Cashのコールアンドレスポンスですよ。1番好きな曲はやってくれなったけれども。朝イチからEDMって笑

この後、マリンからメッセに移動して、中田ヤスタカ&きゃりーぱみゅぱみゅを見に行ったら入場規制で見れず。これは想定外。自分が好きなアーティストに対して、そんなにファンじゃない人がどれくらい集まるのかという予想は難しい。次のPerfumeも見れないと本末転倒なので、諦めて移動。損切りが大切。

Perfume

14時からの灼熱で流石に三人も辛そうだったね。セトリはびっくりするほど前回のツアーのハイライト版という感じ。MCもほとんどなく、ダンスゴリゴリという感じ。Perfumeはテクノポップと言われるけど、ジャンルはEDMなんだよね。海外アーティスト好きが多いから、サマソニはアウェーだと思うんです。そんなとき我々はグッズを見にまとって、ホームを演出しないといけないのです。で、これがまたえらい派手で目立つようなチカチカな傾向イエローなんですよ、もうほんと虫がよるよる。久しぶりにお目にかかって精神衛生回復。有難や。

BLACKPINK

K-POPです。若者はみんなが思っている以上に韓国が好き。定額の雑誌読み放題サービスで若者向けの雑誌読むとまぁびっくりするほど韓国。若者は韓国になりたい。アメリカ最大のフェス、コーチェラにPerfumeとともにBLACKPINKがアジア勢として参加していたので知ってる。K-POPだと、はるか昔にKARAが好きだったのだけど、KARAはJ-POP感あって耳に馴染みやすかったけど、BLACKPINKは洋楽に寄せてる感じ。興味ないけど、いざ生でみると可愛いなぁって思ってしまうよね。でも、顔が全然覚えられない、ネットで調べても可愛かった子がどれか分からない。しかし、やっぱファン層が若いのか、マナーがとても悪くて、運営も学校の先生みたいな注意してた。ブラピは若い子の中ではBLACKPINK、セブンイヤーズインチベットの俳優ではない。

Alan Walker

聞いたことなかったんですけど、まぁびっくりするほどの人気。EDMでも、ちょっと暗い感じで、癖が強かったな。日本の映画「ラプラスの魔女」のエンディングテーマがこの人でしたね(映画はクソ)。バックで流れる映像がかなり神話的というか、ディストピアの中での信仰みたいな感じというか、ストーリー性がすごくてカッコよかった。渋いのに21歳って何?信じられない。

Zedd

せっかく高いお金払ってフェス見に来てるんだから有名な海外アーティスト拝みたいじゃないですか。本当に最高で、有名なアリアナのブレイクフリーとか、ステイとか聞けて満足すぎる。本当は途中抜けて同じ時間帯のCHVERCHSも見に行きたかったのだけど、抜ける暇を与えさせない横綱相撲。Alan Walkerよりもとっつきやすい、2000年くらいに流行ったユーロビートが我々年寄りの遺伝子に刻まれていて、なんとなくあの頃を思い出すんだよね。よく海外のライブで見るスマホのライトを点けてペンライトみたいにする演出も初体験で嬉しかった。

所感

サマソニは知らないアーティストが多くて、ためになる。この高度に発展した情報社会において、洋楽と邦楽で垣根を設けてはダメですね。もっと知りたい。如何に自分がマジョリティと思い込んでるマイノリティなのかって思い知らされる。出来合いの音楽を流すEDMのフェスってバンドと違って楽器じゃないし、勿体無くない?って気もしてたけど、会場の一体感を俯瞰で見ると凄かったしこれはこれでありだなぁ。