映画はコロナ時代のライブになるか

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ライブに行けず死にかけてます。

ですが、Perfumeが去年やったライブ「Reframe」を映画として上映してくれました。

ライブが完全着席で発声禁止のショータイプだったのでコロナ禍のスタイルにはぴったり。去年、実際に参戦したライブですが、正面で見たい!という願望もあり、映画ならそれも叶う。

ええ、3回見ました。

なぜかというと、UDCastというスマホアプリを使うことで2種類の副音声が楽しめるんですね。ひとつはPerfumeが解説してるやつ、もうひとつは技術を解説してくれるやつ。

最初はシンプルに何もなしで見たいと思って、主音声→副音声(Perfume)→副音声(技術解説)って順にみたけど、これは技術解説を先に聞くともう一度見たくなる。

Perfumeは最近演出に機械学習を使うけど、これはPerfumeが10年以上もデータを提供してるから出来るわけで、他のアーティストにそのまま適用できるわけではないようだ。

さて、この形式の映画は果たしてライブになりうるか、というとやっぱり別物かな。

過去にやったものを見てる、というのがやっぱり壁。ライブは空間の共有の他に時間の共有という大切さがあるのだと思う。ジムに行けないからYouTubeでトレーニングの動画を見るけど、収録ものはやっぱりしっくりこない、ライブ映像がいい。

という意味では副音声は一緒に見ている、という感覚に陥るので、幸福度が高く感じた。

先日コロナで惜しくも千秋楽を迎えられなかった「P cubed in dome」のブルーレイも発売されて、めちゃめちゃライブに行きたくなっております。割とイベントがないと好きな気持ちが維持できないタイプだけど、千秋楽がないことが逆に好きを持続させている。

で、来たる9/21に遂に配信イベントがあって楽しみ。7時間生放送ですと。昔友達とPerfumeのライブで適切な時間は何時間か?を議論した結果「8時間」という結論に達したので、それに迫る配信だ。

2019年に見た映画まとめ

劇場、オンライン、テレビ、飛行機の中、合わせて79本…あれ、なんで去年よりも少ないのだろう。でも2015年から累計500本を見たので、年平均は100以上なのかな。午前10時の映画祭で、レオンが観れたのは良かった。

個人的トピック

アベンジャーズ エンドゲーム

10年追いかけていたので感慨深い。このシリーズで涙するとは思わなかった。時系列であとのスパイダーマン(トム・ホランド版)が、契約のいざこざで白紙に戻った感じがあるので不安。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ディカプリオとブラピ、ダブル主演のタランティーノ映画。実際にあったシャロン・テートという女優が殺された時間がモチーフなのだけど、その時間に架空のキャラであるディカプリオとブラピが介入し、物語が進む。悲しい出来事を爽快にハッピーに仕上げたタランティーノは天才だと思った。

ブラックミラー バンダースナッチ

画期的。テレビドラマ「ブラックミラー」がスピンアウトした映画。映画を見ていると途中に選択肢が現れて、その選択によって結末が変わるという、ゲームのようなもの。チャレンジングで面白かった。

見た映画一覧

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2018年に見た映画まとめ

今年に見た映画は87作品(配信、ブルーレイ、DVD含む)。年間最低100を目標にしていたけど、オタク特有の週末はライブ遠征でいないことが多く、下半期はなかなか見なかったのが原因だ。

今年もたくさん楽しい映画があったね。「カメラを止めるな」や「ボヘミアン・ラプソディ」は映画ファンならずとも見たのでは?「アヴェンジャーズ」は衝撃の展開で終わったね。「バーフバリ」でインド映画デビューした人もいるね。中国でリメイクされたカイジ「カイジ 動物世界」というヘンテコなものあったね。(利根川役がマイケル・ダグラスって!)

filmarks.com

観た映画は全てFilmarksでレヴューしているので、こちらでは個人的な今年のトピックをまとめます。

個人的トピック

ヴァレリアン

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つまらなそうな映画こそ劇場で見よ!これは常に思う。理由は2つ。1つは、家でつまらない映画を見たら本当に時間の無駄だけど、劇場なら話のネタになる(友達と見れば罵倒しあえる)。もう1つは、ハードルが下げて見るから意外と楽しい場合もある。

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これは、ポスター見た瞬間にこんな宇宙もの絶対つまらないに決まってるじゃないですか。なのにめちゃ良かった。

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宇宙人のデザインが好きだし、ヒロインもめちゃ可愛いし、世界観が最高だった。

15時17分、パリ行き

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実際に起こったテロ事件を元にした作品、それどころか、現場に立ち会った人がそのまま出演してるという意味でもはやドキュメンタリー。日本人だから素人の演技が上手いか下手かは分からなかった分すんなり飲み込めた。仕事への向き合い方を考えさせられ、価値観の変わる作品。

犬ヶ島

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ストップモーションアニメ。近未来の日本のディストピアものを描いた作品なんだけど、これがまあシュールで味がある。

 

www.youtube.com

頑張って日本を表現したけどどこか違う世界がとっても可愛いのです。

人狼ゲームブーム

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何故かは分からないですが、人狼ゲームシリーズの映画を修行のように見まして。これがまぁつまらないのですよ。1作目の桜庭ななみちゃんは人狼ゲームやってないで三菱地所行ってなよ。回を追っても順調につまらない…思っていたら、「人狼ゲーム ラヴァーズ」というやつだけが普通に面白い。これだからクソ映画はやめられない。古畑星夏いいなぁ。

Netflixオリジナル映画

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今年は配信オリジナル元年だ。「クローバーフィールドの新作やるよー、Netflixで配信だよー、配信は明日だよー」という、発表から公開までが1日という衝撃の作品があり、これがまたクオリティは普通のシリーズと遜色がない。

アナイアレイションも凄かった。アレックス・ガーランド監督ナタリー・ポートマン主演で、訳の分からないSF。最近ではサンドラ・ブロック主演のバードボックスも、なかなか頑張っていた。

個人的には映画館で見てこそという楽しさは残したいので、配信主流になるのは嫌です。4DXなどエンターテイメント型の公開もあるけど、ひとりで楽しめる、劇場には新しい付加価値を見出して欲しい。

今年見た作品一覧

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