奇想の系譜展

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ようやっと人らしい生活に戻ったので、休みをとって美術館へ、奇想の系譜展。またしても東京都美術館。若冲ブームもあって平日でも混んでた。江戸の絵画のポップなものを集めた展覧会。龍と虎が対峙してる屏風だけど、顔がとても情けない…だったり。蛤に観音様が乗って、その周りをエビやタコの擬人化された人たちが囲う絵だったり(この構図はビーナスの誕生とぐうぜん一緒なのか?)

遊び心で好きな絵を描けばいいじゃん、っていうノリだから、日本の印象派みたいな感じなのかな。

しかし、やっぱり若冲は良い。晩年の作品が良い。鶏シリーズの筆の運びに迷いがない、こういう絵画は真似が出来ない。以前、おぎやはぎが国宝と需要文化財の風神雷神図屏風について「やっぱり国宝の方が良い、似せて書こうすると筆に迷いがある」と偉そうなことを言ってたけども、その通り。

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外に出たらスタバの移動販売やってた(なぜかスタバの店舗の前で)。テイクアウト専門でお花見でもどうぞ、がコンセプトらしい。なるほど、飲みながら上野公園の散歩しようかな、と思ったのに決済が現金のみ。キャッシュレス至上主義とはこういうときに困る。せめてスターバックスカードが使えないと。

余談

せっかくだったので、好きな秋葉原のカレー屋さんに行こうとしたらお休みだった。お腹はカレーになってるので、グーグルで調べて別のカレー屋さんに。食べログでも評判で名店にノミネートしてるから、まぁいいかと。着いたら5人くらい並んでて、なかなかの人気ぶり。いざ食べてみたら、ところがどっこいそんなに美味しくない。どうして人気なのか不思議に思っていたら、トリップアドバイザーの方ではなかなかに酷評。食べログも万能ではない。