CAETEC 2018

いざ幕張

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わたしも技術職の端くれなのですが、歳をとるとかなり最新文化について行けず、かなり焦っているのです。テクノロジーはナマモノなので、参加してきました。

もともとは家電見本市のような位置付けだったCAETECですが、もはや未来生活全般見本市であり、多くがAIとIoTに関するもの。気になったものを記録。

(しかし幕張メッセは遠い…2月のPerfumeのライブ以来だ)

ローソン

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未来のローソンはからあげクンですらサイバー。ウォークスルー決済の体験。商品を直接レジ袋に入れて店を出れば支払いが完了するというシステムです。商品を買わないでサンプルの入った袋を使って体験もできたのだけど、せっかくなのでアプリをダウンロードして、クレカの登録をして買い物してみた。


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アプリでバーコードを表示して読み取り機にかざす→ゲートにレジ袋だけを通すというもの。


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3つまで買えるというので、「高菜おにぎり」「くるみとココナッツのキャラメリゼ」「メンソレータムリップ(抹茶)」をレジ袋に入れてゲートを通る。終わるとレシートがアプリに届く。ちゃんと出来てる。

タグ自体はシールみたいな感じで大きくない。おそらくRFIDタグを使っているのでアルミホイルなんかで商品を包んでしまったら認識されないので改善がいるかな。ゲートを通っても合図がないからちょっと不安。バーコードを読み取る行為は完全に無駄だと思う。

リップクリームの抹茶フレーバーは爽快感ゼロで気持ち悪い。

楽天


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遠隔でVR接客、過疎地方に週末だけVRカーがくるとかはいいかもね。うさちゃんの中身がまさか男かよー。

産総研

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茶道ロボット。窪みがあって持ち手があるということは「スクウ」ものだなと判断して、どこを持ってどう動かせばいいかを考える。プログラムはないらしい。

Preferred Networks

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上のをもっと実空間に適用させた感じ。ロボットが散らかった部屋を片付けるデモ。片付けロボットが目的じゃない。雑音の中での音声認識、物の画像認識などができることのアプリケーションとして片付けロボット。「靴下どこだっけ?」なんてロボットにいうと、「左の引き出しにしまったよ」と教えてくれる。説明員曰く「現実空間を検索できるようになった」という。デジタルにすることのメリットの一つが検索出来ることだと思っていたからイノベーションだったね。

NTT

バイス関係で未来感じたのはこれ。

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透過ディスプレイ。相手側に英語、自分側に日本語、のような表示ができる。
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土に還る電池。電池の前に土に還るタピオカ用ストローを先に作ってほしいな。

その他、LIONでは、舌の写真を撮って画像から口臭レベルを判定するアプリがあったのだけど、説明するお姉さんの前で計測するのは勇気が必要だった。よかったー、レベル01で。前のおじさんが04とかでなかなかの口臭を…

まとめ

AIで自動化する、人がやらなくちゃいけない場合でもVRで遠隔化する、という発表がほとんど。(コマツ、ドコモ、沖電気はまったく同じ共同開発した遠隔システムを展示してる)遊びも1人個室に入ってVRで身体を動かして遊ぶようなもので、おうおう!ディストピアまっしぐらだな!笑、なんて思ったな。

つい5、6年前はそれ何の役に立つの?って言われて研究おしまいのような雰囲気もあったけど、ほとんどがAIになると、役に立たないものにこそ価値が出てくるかと。

余談

ローム、タイコエレクトロ、太陽誘電の部品メーカが豪華なコンパニオンさんを沢山引き連れていて、美女戦国時代。完全にプライベートだったら写真撮りまくりたかったけど、バーコードでスキャンされて会社情報知られるのは流石に恥ずかしい。一応、自分の会社も出展してたので。