はじめてのアップグレード
ボーイング787、渦中のロールスロイスエンジンも問題なし。
会社から勤続6年の休暇をいただきいざ海外へ。ベルギー→オランダ→イギリスの順番。久しぶりの国際線、なんだか緊張するなぁ。
ベルギーへは、成田空港からブリュッセル直行便が1日に1本だけでております。
マイルが貯まったのでビジネスクラスへアップグレードしました。片道28000マイル。申込時点ではキャンセル待ちだったのだけど、40日くらいでアップグレード完了の連絡が、ラッキーです。座席指定で、一番前と一番後が空いていたのだけど、なんだか恥ずかしいので一番後ろで。
オンラインチェックインは終えていたので、荷物を預けるだけ。このタイミングで紙媒体の搭乗券も貰う。メールの搭乗券は通信できないと困るのでありがたいです。
ANAのラウンジへ。スターウォーズのモデルがお出迎え。7年前、学生だった頃、教授がビジネスクラスで乗るのにゲストで連れて行ってもらったことがありますが、今回は自力でラウンジに入ることが…感慨深い…。
米が食べれなくなるだろうと、いなり寿司をば。あとは何らかのサラダと何らかの甘いやつを食べ食べ。Kindleでゴールデンカムイを読んでいたら、搭乗時刻へ。ひんなひんな。
大量のアペンディクスが。ジャケットを脱いだらすかさずCAさんが預かってくれます。なんてこった、もっと高いジャケットを着るべきだった。しかもTシャツはジョジョ。
後ろの座席を選んだ理由として、他の人がどういう過ごし方してるか観察したいな…っていうのもあったのだけど、プライベートが確保されて全然確認できませんでしたね…
座席によってメイン担当のCAさん決まっているらしく、挨拶に来てくれました。
「担当のコサカです。本日は12時間の長旅になりますが、おくつろぎください。」
「ぷしゅ」
コミュ障を炸裂してしまった。漏れ聞こえるただの空気音。
ウェルカムドリンクはオレンジジュースを。シャンパンも選べるよ。
飛びました。羽の真横です。爆発時の死体損傷は跡形もないでしょう。ドッグタグをつけてくれば良かった。
機内食
しばらくしてディナーが始まりました。おしぼりとメニュー。トロン・レガシー風のサイドテーブルでね。学生時代お昼ご飯192円のお弁当食べていた自分には夢のよう。
日本時間の昼12時くらいだけど、1stミールがディナーという扱いらしい。シャンパン貰いました。フォアグラとアプリコットのなんちゃら。フォアグラ初めて食べたかもしれない。
前菜です。鴨ロースト。さっきのは前菜ですらなくアミューズでした。おつまみ的な?既にシャンパン二杯目です。
メインディッシュです。牛のワイン煮込み。柔らかいのだけど、少し冷めていて残念。一番後ろの席だからね。そして腹パンパン。付け合わせがキノコだったので、食べられず。
そしたら、気を使ってくれてデザート2個くれました、もう結婚して…。どっちかがピエールエルメで、どっちかがピエールエルメじゃないやつ。満席なのもあって、食事が終わるのに3時間近くかかりました。
フルフラット
お酒でグッタリしてきたので少し寝ます。アメトーーク見ながら。2時間くらいして目覚めたらアルコール分解による脱水、これがビジネスクラス症候群か。お水とハーゲンダッツ貰いました。
Future Popも収録されてるよ!備付のノイズキャンセリングヘッドホンで聞いたけど、音質はゴミ。
朝ごはん(と言っても日本時間の夜10時くらい)もあったのだけど、お腹いっぱいだったので、ヨーグルトとフルーツだけ貰いました。
そして到着
映画3本見てあっという間に到着。年取ったので空見るだけで1時間いけるな。暇つぶしに大量のKindleダウンロードしたのに使わなかった。(わざわざ読み途中の文庫本の電子版買い直したのに)
「お預かりしました(安い)ジャケットをお持ちしました」
「ぷしゅ」
前世がヒューマンビートボックス。
CAさんとの別れがとても辛い。とても辛い。
到着後は空港のコーヒー屋で現地の友人と待ち合わせ、まるでボーン・アイデンティティー。
友人が来るまでの間にANAのCAさんも降りてきました。こんなに別れが辛いなら出会わなければ良い。
空港にあるハンバーガー屋さんは軍が占拠してました、まるでボーン・アルティメイタム。